行間は物語る

【茫猿遠吠・・行間は物語る・・04.09.12】
 行間を読むとよく云います。
行間に至らずとも、何気なく読んだ文言が多くを語るときがあります。


【茫猿遠吠・・ガイドラインと泥縄・・04.09.07】記事に掲載しました、下記の記事は、多くの重要な事柄を語っています。
 04/07/13 開催の資料委員会配布資料(8/3開催地調委員会配付資料もほぼ同様と推定される。)をご提供頂きましたので、サイトに掲載しました。
以下のURLよりご覧下さい。
http://www.morishima.com/cgi-bin/np_boen/newspaper.cgi?action=view&code=1094403971
1.取引当事者(買い主)へのアンケート調査・・・・の内、
・事務は鑑定協会の協力を得て行う。(さらに、調査作業自体は調査会社等の活用も検討)・・・・・と記載されています。
 この文言は、重要な意味を持つものであり、今回のスキームに不動産鑑定士側が充分な協力体制を組まなければ、調査会社に調査委託する場合もあると、述べていると読めます。『深読みでなければ幸いですが』
2.鑑定評価員による取引事例カードの作成・・・・・の内、
「事例カードについて」
(将来は、)鑑定評価書とともに提出するだけでなく、半年又は四半期毎に一度目途で取りまとめさせる。
 そのために、オンラインシステムを導入し、鑑定評価員が調査した事項を随時入力すれば、取引事例カードの情報がデータベースに蓄積され、国土交通省に共有されるものとする。
 この文言も重要な意味を持つものと考えます。
・将来的には随時オンライン入力が既に考えられている。
・随時入力し蓄積される国交省以外のデータベースの存在が予定されている。
・また個人情報保護法ガイドラインとの関係からはオンライン処理が望ましい。
・国交省ガイドラインは未公表であるが、経産省ガイドラインは公表済み。
※読みとらねばならないこと
 要するに、この事業に協力しない場合は、事例収集スキームの枠外に置かれる可能性もあるということ。
 試験運用中はともかくとして、将来(近い将来)は、オンラインシステムの採用が前記文書との関連からも、個人情報保護ガイドラインに云うところの安全管理措置との関連からも、不可欠となる可能性が高いのではなかろうか。

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