清水文雄候補のご回答

【清水文雄候補のご回答 05.03.22】
   回答者 (社)日本不動産鑑定協会 会長立候補者 清水文雄
質問1について
①:現在の不動産鑑定業法を不動産鑑定士法に改正すること
②不動産鑑定士が行うADRについては、代理権の取得をめざす
③鑑定評価書にかかる著作権については、更に研究を進め内外に主張すべき事は、主張する。
質問2について
 とりあえず、予備費の一部でまかなう。但し士法改正については、鑑政連のご協力、援助が必要
質問3について
 漏洩に対する認識を高め協会、会員、従事者が加害者にならない為に協会、地域会、士協会の組織系統の統一、構築を行うこと
質問4について
 十二分な回答が出来ないため省略
質問5について
 どちらともいえない
質問6について
 私は、約3年半前から自民党の司法制度調査会に協会代表として一人、月に3~4回程度出席させていただきました。(その後、ADR委員、横須賀会長も)
 調査会では、法曹界の改革について、即ち裁判員制度、ロースクール、刑法、知財高等裁判所、ADR法、民事執行法の改正等について、代議士と省庁の役人との間で法案作成についての議論が盛んに行われており、弁護士会、弁理士会、税理士会をはじめとして、他の資格者団体とともにそれらの論議を拝聴して参りました。
 この間、他の資格者団体は、活発なロビー活動により、次ぎつぎと有利な資格者法の改正を行っております。これに対して、われわれの協会は、従来から政治家に対するロビー活動などほとんどしたした事など無いにひとしく、することが悪のごとくいわれました。
 しかし時代は、激変しております。業際分野は、他の資格者団体との競争で有ります。後に続く後輩の為にもしっかりと業際分野を獲得せねば成らないと思います。
 又競売制度の改正、ADRの法制定については、何回も役員会に報告したので有りますが、反応が鈍く困惑致しました。自民党の司法制度調査会では、法改正に当たっては、各資格者団体にはヒヤリングを行いましたが鑑定協会には無かった為、私は、要請してヒヤリングを前後二回やって頂きました。
 一回は、協会全般について、二回目は、競売制度改正について行われました。競売の評価制度の存続については、ネットワークの代表者も同行して主張すべきことは、主張しましたが、不備な部分は、後日文書で回答しました。又、内閣府の司法制度改革推進本部事務局のヒヤリングにも私は、協会代表で2回受けました。
不動産鑑定士のADR参加、及び代理権取得について主張致しました。
 以上がここ3年半の私の協会外部での活動で有ります。
最後の仕上げとして不動産鑑定士がより高い倫理観を持つために、又コンプライアンス遵守の為に士法改正の道筋をつけること、ADRにかかる代理権取得の為にも国民に期待される鑑定協会のADRをしっかりと構築することの為に会長立候補致しました。
【茫猿注:配信いただいた原稿を、原文のまま先着順に掲載しております。
 ただし、読みやすいように数行ごとに行間を挿入してあります。】

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