街角観察(1)・上野東照宮

 9/23のことである。前日は例の鑑定協会NW検討ということで、午前中は目黒の某GIS関連企業で地理情報システムの現状についてレクチュアを受け、午後はナンダカンダと四時間にわたる会議で疲れたから、その癒しをかねて谷根千界隈を散策としゃれ込んだのであるが、生憎とお彼岸の中日である。谷根千界隈はお彼岸参りで大混雑である。ゴリヤクのないと云うか不信心な輩は、あの狭くて曲がりくねった路地道に大型ワゴン車を突っ込んでくる。坂道をエッチラオッチラ歩いている年寄りのことを考えろというのである。
そこで上野公園方面に方向転換したという訳である。


上野に逃げて出くわした、東照宮にお参りした時のスナップです。
大名奉納灯籠が建ち並ぶ東照宮参道


大名が奉納した灯籠の碑文です。「青山因幡守藤原宗俊」

同じく鳥居の碑文です。「厩橋城主従四位下酒井雅楽頭忠知」

上野の森でもう一つ、私達が国立博物館前から昼食のために池之端の藪に向かっている時に、西郷さんの近くで木陰に座り込む老人会の集まりみたいな集団に出くわした。最近の年寄りは何かと元気だなと自分のことは棚に上げてつぶやいたら、同行者曰く「あれは違うよ。炊き出しを待っているのだよ」とのこと。
なるほど、よくよく見ればこざっぱりとはしているものの、ホームレスに近い人々の集団で比較的若く中年と思える人も混じっている。不思議なことに女性は殆ど居ない。寡婦は暮らせても男ヤモメは無理と云うことか。
日頃はコンビニが捨てる賞味期限きれの弁当で過ごしても、週一くらいは暖かいものが食べたいと云うことなのだと解説されて我が身の秋風も気になる茫猿に汁物の旨そうな匂いが漂ってきたことである。

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