ホモ・ルーデンス

 正月気分がようやく取れて仕事モードに入ったというに、もう五月連休の話である。こちとらは地価公示が終わっても国税関連が控えていてまだまだ息が抜けないというに、羨ましいというか呆れると云うべきか。


 タイ・ピピ島でのバカンスの話である。3ヶ月も先の正規割引のチケットが諸税チャージ込み込みで7万円弱だという話である。4/27出発で5/6帰国、現地滞在は丸々8日間。社会人になってからの最長記録となるバカンスという話である。
 まさにホモ・ルーデンスの面目躍如である。これでバブル後世代だとか閉塞感世代だと云われても、とても頷けない。遊びの後に仕事をするのか、遊びの合間に仕事をするのか、どちらでも良いのであって、バカンスのニンジンを鼻先に下げて三ヶ月間走り通すのであろう。
 ところで、ホモ・ルーデンスという連想は「ヨハン・ホイジンガ」につながり、そこから「遊びとクラブ性」につながり、倶楽部から「横浜富貴楼」につながる。全ては松岡正剛の世界でのリンクだけど、それでも連想ゲームのように楽しい遊びだ。
 そういえば、「節分のお化け」も近いことだ。ホモ・ルーデンス・師匠の本領を発揮して久しぶりに非日常に遊んでみるとしても、その前に片付けなければならないことが多すぎる。「お化け」をニンジンに励むとすればチョイ侘びしいホモ・サピエンスだね。

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