癒しの止揚学園

 昨、11/22は、止揚学園を訪問させて頂きました。 しばらく前の記事でお伝えしたように学園のクリスマス会には日程的に参加できそうにもございませんし、ご病気療養と伺う福井先生のご病状も気にかかりますことから、まずはお訪ねしようと思ったことです。


 自分ではさほどに疲れているとは思っていませんでしたが、やはり六月以来走ってきた消耗は慢性疲労になっていたようでして、11/20と11/21の懇親会はどんな料理が並べてあったのか全く記憶がございません。酔っぱらっていたわけではなく、四、五日前から鼻風邪に悩まされていて、風邪薬のせいなのか何かを食べた記憶すらないのです。 そんな次第ですから、昨日は我がパートナーに愛車ハイブリット・シビックのハンドルを任せて滋賀県東近江市へと向かったのです。
 ちょうど折良く熊本から大量の金時芋をお届け頂きましたので、そのお裾分けと、わずかばかりの蟹や蛸、鰆などを手土産に学園へと向かいました。 まず福井達雨先生のご病状ですが、膀胱結石とのことで、数日前に結石は破砕され、今は順調にご快復とのことです。あと数日ご療養を続けて、月末前にはご退院と伺いました。 まずは一安心です。
 職員のM先生曰く、「明日お見舞いに行きますから、そのときに森島さんの来園を伝えて、金時芋や蟹や蛸の話をして、くやしがらせてみます。」とのことでした。
 学園では、十二年間もの間、皆の楽しい仲間だった『ポニー・チェリーナ』が、二十歳の天寿を全うしたばかりとのことで、そのお別れ会が行われていました。チェリーナは人間であれば百歳にもなろうかという長命でしたが、学園の皆のお世話や介抱がとても良かったのでしょう、とても二十歳の古馬とは見えない、美しい毛並みで横たわっていました。
 さて、学園の皆は蟹や蛸や芋を、いつものようにとても喜んでくれました。彼や彼女たちの笑顔に囲まれていると、これもいつものように癒されますし、元気を頂けます。 それに昨日は面条先生が、いつもは運転があるからビールは出せないが、今日はドライバーさんがいるのだから良いでしょうと、ビールを振る舞って頂きました。 早速にお持たせの金時芋をスライスして芋チップスにしたところ、これがとてもビールに合います。 ついついビールも進んだことでございました。 どうもよくよく考えますと、茫猿が接待戴いたのではなくて、面条先生のオフタイムにお付き合いしたというのが本当のところではなかったかと思っています。 (もちろん、茫猿もしっかり頂きましたけれど。)
 実は学園の到来物は、学園の園生、職員スタッフ、そしてその家族皆で分け合うのが長年の慣例なのです。 金時芋スライスチップスは十分でしょうが、わずかな蟹や蛸はどうされるのかなと思ってお尋ねしたら、園生が食べやすいから、蟹雑炊、蛸飯でいただきますとのことで、その手もあるなと一安心したことです。 いずれにしましても、憂き世に疲れた身体を学園で遊ばせていただくという幸せな半日でございました。

 昨日(11/25)届いた学園からのお礼状に添付されていた写真です。 いつもながらの丁重な手書き礼状でした。心癒され、些細なお手伝いしかしていないのに、とても嬉しくなる礼状でした。 蛸や蟹や魚やサツマイモのイラスト付き寄せ書きの礼状でした。 その一部を掲載します。学園の皆様有り難うございます。(08/11/26追記)

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