今朝の日記

 県立岐阜商業が甲子園で一戦毎に強くなってゆくのを快哉をもって見ています。 
よく立ち寄る喫茶店では、予想を上回る勝ち上がりで、県岐商OB連がカンパの追加要請に嬉しい悲鳴をあげています。 山梨学院、PL、帝京を連破して今日はこれから準決勝・日大文理(新潟)戦です。 久しぶりに決勝に進出して、中京堂林投手か花巻東の菊池投手との対戦を期待します。 
 今朝のNHK日曜討論では、一週間後に投票日を控えた各党党首達が論戦を戦わせていました。 郵政選挙の勝ちすぎ揺り戻しは当然に予想されることであり、七月段階では週刊誌の予想記事が民主党勝ちを伝えていましたが、最近の全国紙等世論調査結果でも民主党大勝を伝えるようになりました。 結果は投票箱を開けるまで判りませんが、日本の戦後政治に初めて政権選択:総理選任選挙が生まれているということだけは間違いないようです。


 論戦を聞いていて残念だったのは、各党党首の大局観が見えてこなかったことです。 社民党福島党首でさえ九条を守るとしか言わないのが不思議です。 日本という国のこれからのあり方は、憲法前文を政治目標、国家目標にしますと、なぜいわないのか、とても不思議です。
 日本が目標とする国のあり方は難しく考える必要はないのであり、極々単純明快に「憲法前文に示す日本の進路・あり様を目標とします。」と言い切ればよいのに、それを主張する党派が見あたらないのが、残念なのです。
『憲法前文より一部抜粋』

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

《追記》 茫猿が小学生から中学生の頃(1956年頃)にかけて岐商は強かった。甲子園の常連校で決勝にも何度か進出している。 当時のメンバーの記憶をたどれば、投手:清沢、捕手:丹羽、一塁:田中、三塁:村瀬、外野:所、恩田だったろうか。 夏休み、入道雲、甲子園ラジオ放送、そして岐商。
《追記-2 09/08/23 12:45》
 岐阜人にとって1対2と結果は残念でしたが、引き締まったとても佳い試合でした。 山田投手のキリリと締まったポーカーフェイスが佳かったし、九回に一点を返した代打古川選手の二塁上で潤む目も佳かった。高校野球の爽やかさを堪能させてくれた両チームにお礼を言います。 新潟勢の決勝初進出おめでとう。 ワクワクさせてくれた県岐商ありがとう。
《追記-3 09/08/23 15:00》  ・・泣くな菊池、君には明日がある・・
 大会NO.1を謳われた花巻東の菊池雄星投手は、背筋通のために十分に投げられなかった。 先発をはずれたものの、味方のピンチに5回から登板したけれど本領発揮とはいえず、涙をにじませながら途中降板した。 さぞかし悔しかろうが、大会当初から痛みを感じながらここまで十分に戦ったと思う。  野球人生には、まだまだ先があることだろうから、体力を回復して新しい野球人生に向かってほしいと思います。 そういえば、新潟国体・高校野球という雪辱の機会だってあるのだから。

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