Rea Map のデモ開催

 NSDI-PT(地理空間情報活用検討小委員会)ではRea Mapのデモンストレーション実施が決定しました。 
全国13士協会の参加を得て実証実験を継続中のRea Mapについて、第28回鑑定評価シンポジウム開催に併せて、そのデモンストレーションを実施します。 この機会にRea Mapを体験し、鑑定評価と地理情報の今を実感していただくと同時に、その将来への方向性についてご意見をお寄せ下さい。
※鑑定評価シンポジウムの参加申し込みは締め切られていますが、Rea Mapデモへの参加はご自由ですから、多くの皆様のお立ち寄りをお待ちしています。


《Rea Map》 Rea Mapとは、鑑定協会:NSDI-PT(地理空間情報活用検討小委員会)にて構築中の地理情報ネットワークです。 Rea Netのなかに設けられるシステムの一つであり、ネットワーク地図を活用して、地価公示、地価調査等の公的評価標準地等、並びに取引情報所在地を地図上に表示し、その詳細が閲覧・印刷できるシステムです。特に実験参加士協会の意見を踏まえて追加したCSVファイル掲載機能は、ReaMapの応用範囲を拡大充実するものと考えられます。
 平成22年度は、実証実験に参加された全国13の士協会においてデジタル地図上での事例閲覧を実施中です。またその後に参加を希望される士協会には順次接続を開始しています。
「REA MAPのデモンストレーション」
(第28回不動産鑑定シンポジウム会場の隣室にて開催)
1.日 時  平成22年11月10日(水)
       午後12時から5時まで
2.会 場  ヴィアーレ大阪 2階 「パール」     大阪市中央区安土町3-1-3
       電話 (06)4705-2411
      (第28回不動産鑑定シンポジウム会場のとなり)
3.説明者  地理空間情報活用検討小委員会 《bouenも陪席しています。》
       及び(株)システム科学研究所
【概要】
 今回のデモは既に実証実験中の、地価公示等公的評価位置図のネットワーク地図上での表示、並びに取引事例地の地図表示に加えてCSVファイルによる独自作成データの地図表示実験も行う予定です。
 CSVファイル(一般的にはExcelファイルから変換して作成する)の利用を可能とすることにより、個々の鑑定評価における評価対象地、規準公示地等、及び事例資料所在地を一括して地図表示することが可能となり、実際業務における応用範囲が拡大します。
 また、地価公示や固定資産評価における価格均衡検討業務などにも、役立つものと考えられています。
【その他の利用可能な付加機能】
(a)「緯度経度自動取得機能」
 Yahooのジオコーディング機能を用いてデータの緯度経度情報を自動取得します。
(b)「ルーティングと距離表示機能」
 施設と地点(地図中心を含む)を指定してルートと距離を表示します。ルーティング結果の保存は行いません。
(c)「至近施設検索機能」
 施設の種類と地点(地図中心を含む)を指定して至近の施設を検索、表示します。検索結果の保存はしません。
(d)「CSVファイルによる表示、編集機能」
 CSVファイルによる表示編集機能、緯度経度自動取得、位置変更、データ編集(価格検討修正)を行います。
【地図表示見本:表示対象は地価公示地点のみ】
【地図表示見本ファイルを開く】
【DEMO_DATA見本ファイルを開く】

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