夏草の花

 夏草の花はどれもこれも小さく秘やかに咲いている。 向日葵や秋桜などばかりに目を奪われていないで、そんな草花を探すつもりで地面や草むらを眺めていないと見落としてしまう。名も知らぬ花ばかりだが、よくよく眺めてみればどれもこれも可憐に美しいのである。新スキームの話ばかりでは暑いから、花で涼もうということである。新スキームの続編は明日くらいにアップするつもりである。


 いずれも名を知らない。図鑑やネットで探そうとすれば探せなくもないが、ただただ美しく眺めていれば、それでいいと思うので名は知らないままである。
 
 その2 小指の爪先くらい。
 
 その3 庭木の下に咲くから見落としてしまう。
 
 その4 これは草花ではなく、瓜科であるが、実がならないと判らない。
 
 その5 これは豆科、たぶん十六ささげ。
 
 その6 夕顔系だろうか。
 
 その7 花ではない。やまぼうしの実である。九月になれば紫に熟し食べられる。
 
 年のせいなのだろうが、年々握力が落ちている。半日、汗だくで動力鎌を使ったら、指先の節々が痛いのである。先ほどしゃがんだら立つのに苦労した、土手の斜面で動力鎌を使うのに難儀をするようになってしまったのかと、今日の農作業を振り返ったら、大鋸で枯れ木を二本倒したのを忘れていた。 まだまだなのだと思い直してみたが、やはり衰えは隠せないようだ。

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