今年も百舌鳥がやってきた。秋深くなったということである。 ふと暦を見れば、明日ははやくも立冬なのである。
我が鄙里に訪れる野鳥のうち、枯れ木に高くとまるモズだけが撮影できる。メジロや四十雀もたまに見かけるが、カメラを構える頃には飛び立ってしまっている。
百舌鳥だけは枯れ木に高くとまり、あまり動かないし私を警戒する様子も無いから、スマホでも撮影できるのである。とまっているのは葉を落とした枝垂れ桜である。百舌鳥がくれば樹々も色づいてくるが、今は南京黄櫨くらいしか黄葉していない。楓が色づくのは月末くらいか。
八月に受けた健康診断の結果が届いた。HA1C値が7.2%を示して前回検査値《6.6%》よりも悪化していた。医師の診断は軽度の脂質異常と糖尿病ということだった。寝起きに喉の渇きを自覚していたから、診断結果は予想の範囲内ではあったけれど、ぼちぼち食事療法と運動療法を始めなければと考えている。
先ずは、炭水化物摂取量を減らすことと、それにウオーキングでも始めるかと思っているが、つまるところ人生の秋も深まったのだと考えている。
昨日、今秋最初の年賀欠礼挨拶状が届いたが、高校同級生の死亡を報せる家族からの葉書だった。一昨年くらいから同年輩の友人知人の死亡が徐々に増えていたのだが、それをはっきりと示す今年最初の年賀欠礼挨拶だった。
関連の記事
- 百舌鳥 : 2010年11月29日
- 鄙里の野鳥 : 2016年3月25日
- 花鳥風月 : 2013年3月30日
- 氷雨に読み伊吹颪に読む : 2018年2月26日
- 特に書くことは・・・・・ : 2013年2月20日
- 冬鳥来たれば : 2018年1月11日
- 鑑定士修了考査-4 : 2018年1月25日
- 鑑定彼是とは云うものの : 2018年1月12日
- 鳥啼き魚の目は泪 : 2018年4月4日
- 鴨、青鷺、川鵜 : 2011年12月27日