バンコックの水上マーケットに往く途中、濁った水路をモーター付きボートで進んでゆくと、木の根元やブロック護岸など至る所で見かけるのが、この濃いピンク色の卵である。ジャンボタニシと聞いていた。
その俗名ジャンボタニシ、正しくは南米原産のスクミリンゴガイというのだそうである。東南アジアから台湾を経由して日本に入ってきたらしく稲苗を食する害虫らしい。その熱帯産生物が岐阜の近辺でも繁殖するようになった。
先ほど、岐阜市柳津町上佐波地内の水田わきの電柱に生み付けられた卵を見つけた、亜熱帯化が岐阜まで及んだと云うことだろうか。
卵を拡大する。実物はもっと毒々しいピンク色である。
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