時刻表の無い旅・番外編

10.13に常滑空港から熊本に発ち、熊本から夜更けて自宅に戻ったのが10.16、野暮用を得たのと縁者の依頼を受けて大阪へ向かったのが10.17、10.18は嵯峨トロッコ列車に乗っていました。 翌10.19は新スキーム委に出席するために上京したという時刻表の無い旅を続けた一週間でした。
時刻表のない旅の最後は、番外編・大阪駅と嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)です。


先ずは新装なったJR大阪駅です。ノースゲートビル、サウスゲートビルを新築及び改装し、まだまだ変わりつつある大阪駅は民営化したJRの活気を見せつけるとともに、ターミナルに人を集めることで、従来からの繁華街の活力を奪いつつあるという札幌、名古屋、京都、福岡、そして丸の内&八重洲など全国各地の状況と同じ様相をみせています。 写真はノースゲートビルから眺めた、開発が進む北口。

ノースゲートビル屋上には「天空の農園」と名付けられた屋上農園があります。 今のところは話題造りの域を出ませんが、写真の葡萄園はひょっとしたらモノになるかもと思わせます。

大阪駅から向かったJR山陰線嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅。

嵯峨野駅構内に設けられたジオラマJAPAN。

旧山陰線線路を利用した嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車。トロッコ列車は複線電化の為にトンネルを掘削して新線が建設されて後は廃線(1989年)となった旧線を利用した観光線路(1991年)です。保津川沿いに渓谷を縫う延長7.3kmの単線です。

保津峡のカエデ、樹の間がくれに保津峡下りの舟が見えます。

まだ紅葉には早いが、少しだけ色づきが見られる保津峡です。

なぜ寅さんが使われているのかよく判りませんが、多分旅に明け暮れた寅さんというイメージなのでしょう。 茫猿には夜汽車が好きだった寅さんというイメージがあります。 寅さんが、志村喬扮する妹さくらの亭主博の父に向かって、「夜汽車の窓からぽつんぽつんと点る田舎町の灯りを見ていると、あの灯りの下には幸せな家族がいるんだなあ。」とつぶやいたセリフを思い出します。

『鄙からの発信』定番の蓋、今回は亀岡市・亀甲紋様の蓋です。

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