清水千弘氏が住宅価格指数についての論考をネットに開示されました。 11月に日本に帰国されて、金融庁で講演される際の講演論考です。 (論考部分29頁、資料及び数表17頁です。)
Summaryより引用致します。
『国連・IMF・OECD・BIS・ILO が協同し,「国際住宅価格指数ハンドブック」を策定し,各国は,その指針に基づき住宅価格指数という新しい公的統計の整備を始めることとなった。その意義は極めて大きい。新しい統計の誕生は,経済政策の効果的な運営を実現させることが期待されるためである。 本稿は,一連の国際住宅価格指数ハンドブックの会議への参加を通じて議論をしてきた論点と日本のデータを用いた実証分析を整理し,記録としてとどめることを目的としたものである。』
《住宅価格指数の具備すべき条件:国際住宅価格指数ハンドブックの論点を踏まえて》
※同Presentation
清水千弘氏:麗澤大学経済学部教授・ブリティッシュコロンビア大学経済学部客員教授
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