鄙里の土手の彼岸花(曼珠沙華)は満開である。近在の津屋川土手には比肩すべくもないけれど、これはこれで それなりになのである。話題その二はショッピングセンター跡に開業予定のmoriwaku market についてである。
鄙里の江川土手の彼岸花は斯くのごとくである。雨に洗われて、深紅の花が鮮やかである。お彼岸前に草刈ができなかったから土手の草はいつもの年よりも伸びている。この花が終われば草刈りをして来春の水仙に備える。水仙は冬場に葉を伸ばし球根を太らせ、早春に花を咲かせる。彼岸花は花の後に葉を伸ばして球根を太らせるのである。
ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草であり、スイセンはヒガンバナ科スイセン属だったとは知らなかった。両者共に有毒植物である。
津屋川のヒガンバナはこちら。
閉店したショッピングセンター跡を利用して開業する新しい形態のテナントモール:moriwaku marketである。雨の日に幼児を遊ばせるには格好の場所に思える。都会にこそ欲しい施設であろうけれど、都会ではテナント料が高くなって成り立たないのであろう。鄙にどんなテナントが集まり、どのように盛況を示すのか興味ふかい。
moriwaku market の運営母体はこの企業のようである。運営企業「飛騨五木」が指している飛騨五木とは、飛騨地方の人々の暮らしの中で大切に生かされてきた五種類の木「杉、桧、栗、欅、姫子松」のことである。
《2018/09/26追記》
平年寄に降格処分を受け、秋場所は勝負検査役を務めていた年寄貴ノ花が、日本相撲協会に年寄引退届を提出した。貴ノ花の記者会見を聞いていていても真相は見えて来ず、様々の憶測報道がなされている。
負傷を押して出場し、本割り敗戦後の優勝決定戦で武蔵丸を破って優勝した横綱貴乃花に感じた「危う感」に始まり、日馬富士による貴ノ岩暴行事件の顛末の折にも感じてきた親方貴ノ花への「危う感」を今も感じる。
『感じる危うさ 2001年5月29日』
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