頂いたご意見

【茫猿遠吠・・頂いたご意見・・04.06.12】
 読者から、本日までにお寄せ頂いた投稿を掲載します。


・・・・・・投稿者お名前:H.K氏(関西地区)・・・・・・
 鑑定法改正問題に関しましては、ADRの問題が起ころうが起こるまいが、我々に課せられた大きな課題であると認識しています。
今回のADRの問題は、確かに大きな契機ではあります。
※むしろ、士法改正問題が、単にADR問題に矮小化されてはならないと思います。多くの鑑定士が、所詮ADRは海のものとも山のものともわからない、という程度の認識しかないと思うので。
 同じ不動産鑑定士の中でも、大手の商業法人に所属している鑑定士はいざ知らず、私のように純粋に個人で営んでいる鑑定士であっても、 その多くは、
鑑定法改正問題について、あまり関心がないようにも見受けられます。これは由々しき問題というか、とても悲しい状況であります。
 きっと、この期に及んでも、多くの鑑定士は、「食うに困っていない」からなのでしょうか。それで現状に満足してしまっているとしたら、あまりにも近視眼的でありますし、将来の後輩達に対する愛情がなさすぎると思います。
 今こそこの問題を盛り上げなくてはなりません。
私のできる範囲内で、「鄙からの発信」を転送させていただこうと思っております。
・・・・・・投稿者お名前:後藤幸基氏(関西地区)・・・・・・
公開・非公開: 公開してもよい
実名・匿名: 実名を公開してもよい
本文:
しんさん、お久しぶりです。お元気でしょうか。
「読め!」と圧倒される「鄙の堂守メール」でした。
公開質問状の前後、拝見させて頂きました。
自分に明確な展望がないことを恥じます。
日々をこなすことばかり執心する私です。
さて、これからどうしましょうか。
刺激をありがとうございます。
眠れぬ夜を過ごします。(ごとかん)
・・・・・・投稿者お名前: 河村 龍氏(関東地区)・・・・・・
※匿名・実名については、実名掲載をご承諾いただきましたが、文中に第三者
名がございますので、第三者名記載部分は文意が損なわれない範囲で【中略】と致します。悪しからず、ご了承下さい。
(本文)
メールの送付有り難う御座いました。
平成12年12月新聞紙上から鑑定士の名称が司法改革関連ニースから消失してしまいました。 本会に小委員会を設置して戴き【中略】、法務委員会の中に小委員会が出来、平成13年5月中に纏めて代理権付与の意見書を提出すべく、【中略】意見書が出来ましたが、時期尚早とか、天の声とかで司法改革審議会には、提出に到りませんでした。
 その後、【中略】
ADR検討会の隣接法律専門職種のヒアリングに日本不動産鑑定協会も参加する様に連絡を戴き、スタートをきり、ADR準備会が発足し、現在の司法改革
特別委員会として動きだした処です。
【中略】
 貴殿のご指摘の通り総会の事業報告等問題があるのではないか、と思っておりますが、個別法の中で代理権問題等改正して貰う必要が出て参りましたが、不動産鑑定士一人一人が自覚され、総会に置いて21世紀を見据えた方向性を打ち出し、国交省を動かさなければ前進は有りません。
問題点は、業者法か資格法とするか、に掛かっている様に聞いておりますが、
何らかの解決案を見いださなければと思っております。
ADRの本質は、私的自治に有りますが、認証制を採用する方向に基本法が進みそうですが、現実に基本法が出来て見ないとその先は不透明で構想が立ちません。関東甲信会では、会員のアンケート調査を実施し、士法への賛成が概ね賛成を加えて91%強と出ております。詳細は、プログレスニュースを参照して下さい。
・・・・・・河村 龍氏の伝えるプログレスニュースより引用・・・・・・
 プログレスニュースの伝える、関東甲信会でのアンケート回答状況
発信数:672、回答数:400(6月3日17:00時点、回収率59.52%)
※「士法」への改正に
 A.全面的に賛成である:62.25%
 B.おおむね賛成である:29.00%
 C.反対である:3.50%
 D.その他:5.25%
 ※回答に占めるA.B.の割合:91.25%         以上

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