芸術選奨のお粗末

 月初めからイエローペーパーネタは嫌なのだが、即時性もあるし安全管理の反面教師という側面や、ネットの情報収集能力や伝播能力を計るという一面も少しはあるので記事にする。ネットの怖さなど知る人は先刻承知のことではあるのけど。
芸術選奨受賞作家の盗作疑惑である。習作時代の昔に書いた一点というのであれば判らないでもないが、功成り名遂げてからの盗作というか、殆ど模写に近い話は頂けない。イタリアの画家スギ氏と贋作作品の比較は以下のサイトでできます。「天漢日乗」では背景ネタがぎっしりです。


 でも、一つ間違えば良かれ悪しかれ、ここまで剔られるのがネット社会だと云うことです。受賞者和田画伯は「スギ氏とは長年の友人。同じモチーフで制作することは伝えてあった」とし「比べて見れば、違う作品だとわかる」と話していると、マスコミは伝えているが、論より証拠、百聞は一見に如かずであり、見れば判るのである。しかも複数作品存在するのである。
 今やネットの話をマスコミが追いかける時代であり、タニマチ扱いされた有名人はどう対処するのだろうかと、他人事ながら気にかかる。多分、オエライサンは無視、ムシ、ムシッとされるだけでしょうが。
「何でもコメンテータ 盗作の絵」
 パロデイだよね。
「あったかわんわん 伊画家作品に酷似」
 盗作ウッソォー!! 模写・贋作以外のなにものでもない。
「天漢日乗 盗作疑惑」
「天漢日乗:芸術選奨受賞画家のタニマチはこの人達」
「天漢日乗 疑惑作家のタニマチ?」
※和田画伯個展記念パーテイに集う人々(タニマチとも称される人々)の写真サイト(morimuraseiichi.com)は、多分数日以内に削除されるであろう。今日は6/1であるが、森村氏もいつまで肩をもてるだろうか?

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