この春から身内が瀬戸内の某処でニワカファーマーを始めている。
農作業など遠目には見たり聞いたりしていても、現実には全くの未経験だから、悪戦苦闘しているようだ。廻りは団塊ジュニアの農業還りと(団塊世代の農業回帰現象に倣って)、冷やかしているようだが本人は真面目そのもの。でも結果がついてこない。
このほど届いた報告は、休耕田に植えたブロッコリーの悲劇である。
出荷遅れで花が咲いたブロッコリーである。花が咲いても、湯がけば花ごと食えるが商品にはならない。
彼が判らないのは無理ないが、水田と畑は同じ農地と云っても全く違うのであり、片方は水保ちが全てで、片方は水捌けが全てである。当然土質も違う。
次は根張りが悪くて白く黴びた根である。育苗ポットから引き抜いてざくっと定植した結果である。生き物は正直である。手を掛ければ掛けただけ応えてくれるし、掛けなければ掛けられなかった恨みで返してくれる。初体験が水はけの悪い休耕田でのブロッコリーやキャベツ栽培という悪条件だからやむを得ない結果ではあるのだが。
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トラバありがとうございます。
色々なアドバイスもありがとうございます。
ブロッコリーとキャベツが同系統なのは知っていますが、キャベツを植えた所とブロッコリーを植えた所は、まったく土地質が異なる所ですので、念のため。