奥美濃は緑滴る

昨日は奥美濃・郡上市白鳥町に向かう。雨上がりの新緑がとても美しいのに誘われて、仕事もそこそこにして中部縦貫道路を油阪峠に向かう。福井まで抜けてしまったが、お目当ての蕎麦には行きあえず。


いや時間の都合もあって、目当てとは異なるお店で食することは食したものの、取り立てて書き挙げるほどのことはないが、辛み大根だけは水準以上である。おろし蕎麦とざる蕎麦を注文したのであるが、おろし500円、ざる700円という値付けが理解できない。器もおろし蕎麦が陶器なのにざるは樹脂である。ということは、おろし蕎麦の本場越前でざるを食した茫猿が不行き届きということなのだろうか、しかも場所は大野市と福井市の間のR158号沿い、付近に人家の無い田舎屋である。そういえば蕎麦そのものも田舎風と呼ぶのが似合いそうな太めの玄蕎麦である。改めて思い出せば、あれはあれで納得のゆく実質本位の田舎蕎麦なのである。

場所はR158沿い、箸袋によれば足羽郡美山町境寺地内「天狗蕎麦」である。現住所は多分平成の大合併により福井市内であろう。
油阪峠で見かけた野生の藤と卯の花である。茫猿はつい最近まで卯の花が空木(ウツギ)の別名とは知らなかった。梅雨前の山間部の道路沿いに花を咲かせるありふれた植物でもある。

白鳥町内でみかけた「やまぼうし」である。寒冷気候のせいか花付けがとてもよい。我が家のやまぼうしに比べれば四、五倍は花が多い。左隣は花の終わった「はなみずき」である。

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