両国界隈にて

 01/17は理事会開催日そして賀詞交換会、01/19は新スキーム改善小委開催日ということで、東京-岐阜間往復の連続はきついので三日間在京しました。 間の日01/18は東京フリーデイとしたのです。 前夜というより日付が変わるまで白金台、品川、神田とはしご酒を過ごした翌朝、一日をどう過ごそうかと新聞を眺めていましたら、大相撲は横綱白鵬と新大関稀勢の里が結びの一番に組まれています。
 そこで先ずは両国へ行き当日入場券を確保し、半日を両国界隈の散策と決めました。 赤羽の定宿を出てから京浜東北線・秋葉原を経由して両国駅へ、国技館では二階A2席を難なく確保、行き違う相撲取り若衆の鬢付け油の甘い匂いに鼻をくすぐられながら向かう先を探していましたら、国技館の隣は江戸東京博物館です。


 江戸東京博物館の企画展は平清盛展と掲示されていますから、平家納経を拝観するのも良しと考えたのです。 ところが01/18は月一回のシルバーデーということで65歳以上は無料入場日なのです。 一度はラッキーと思いましたが幸不幸は紙一重、二千万東京都は有数の高齢者社会でもありますから、館内は押し寄せる先輩高齢者でたいへんな混雑状態です。
 目当ての平家納経は展示物に近寄ることも叶わない人だかりで早々に諦めて、常設展示の江戸ジオラマを観てから昼食をと考えましたが、館内食堂も空席待ち状態でした。
写真は両国橋ジオラマです。
 
 江戸東京博物館を出てからしばらく両国相撲部屋界隈を歩いたあと、昼食は国技館向かいの親方衆もよく立ち寄るというステーキハウスですませ、旧安田庭園を覗いてから国技館へ入場しますと関取衆の場所入りに出会えました。写真は前日の取り組みで横綱に初白星を挙げた関脇鶴龍関の場所入りです。
 
 目当てにした結びの一番は、横綱の強さを見せつけただけのあっけなさでしたが、場所の雰囲気を二十年ぶりに味わい、はね太鼓に送られて国技館を出るのも心地良いものでした。ほろ酔い気分のままに隅田川へ出て川風に吹かれていますと、水上バスは場所中限定の臨時便が浅草まで運航されています。 よし、浅草へ出てから地下鉄で銀座へ向かえと、船客となったのです。 この短い船旅が随分と拾いものでして、川面からスカイツリーを堪能できたのです。 夜空におぼろに浮かぶスカイツリーは美しい見物でした。
 
 銀座八丁目金春通りの顔馴染み・藤田にて夕食そして新橋の馴染みバー・アントンでこの日は終わりです。上京機会も残り少なくなるなか、佳い一日を過ごさせてもらいました幸せに感謝します。
 

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