桜前線を追いかけて

 インターネットとダイレクトメール及び公報のみの選挙スタイルも考えないではなかったのです。しかし、やはりこの際に全国を行脚して、多くの鑑定士の皆様にお会いし、方々が今をどのように受け止めておられるのかを伺い、同時に私が何を考えているのかお話ししたいと考えました。とても全国5千名の皆様にお会いすることもできませんし、お会いできる機会も得られません。でも、旧態依然たる方法も、デジタル化時代であるからこそ、とても大切であり、だからこそオンラインのみならずオフ会も盛んなのでしょう。


 桜前線を追いかけて、南から北への行脚を始めています。予想通りというか、予想以上といいますか。全国にはとても凄い方が、多くおみえなのに、なぜに鑑定業界の力として結集されないのでしょうか。先達を理解しない方がいけないのか、飽くなき努力を続けないで、鑑定協会にシラケテイル方がいけないのか。どうも、両方の相乗のような気がします。折角のネットワーク手段を手にしていながら、業界や協会がそれを有効に使おうとしないところに、一番の問題があるようです。
 こんな鑑定士がいる。こんな考え方がある。こんな手段・方法がある。知ろうとしなければ情報は入りません。同時に「電話・Fax・投稿・Web」なんであれ、発信されなければ伝わりません。多くの情報を汲み上げて配布する努力もまだ足りないのでしょうし、自ら発信しようとしないシャイな方も多いのでしょう。
 それでも、地価公示のパソコン利用の普及はデジタル化時代の情報処理について、多くの着眼点を会員諸兄に示したように思います。気付いた鑑定士も少なからずおられるようにも感じます。期待を膨らませて、北上致します。

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