【茫猿遠吠:ミネルバのふくろう-2:05.01.21】(再掲である)
今年は阪神淡路震災10年目の年である。
そして、戦後60年の節目の年である。(戦後は還暦を迎えた)
年頭に『ミネルバのふくろうは、黄昏(たそがれ)とともに飛びはじめる』と書きました。日々の事象現象に振り回されるばかりでなく、一歩引いて、立ち止まって真理や哲理を考えてみたい。 そんな心づもりを書きました。
某日のNHKラジオで、吉永小百合さんが語っていました。
彼女は今年3月に還暦を迎えられるそうですが、「戦後で在り続けてほしい」と言われています。
含蓄の深い言葉だと思います。
戦後を戦後でなくそうとする風潮に釘をさす言葉です。
彼女はイラク派兵に反対し、憲法9条を大事にとも話されました。
「サユリスト」たる者、今一度この言葉を噛み締めたいと思います。
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