不動産鑑定協会NW(ネットワーク)構築に関して云えば、近い将来に、本音を云えば直ちにGIS(地理情報システム)の採用が望まれるのである。不動産鑑定評価と地図は密接な関係と云うよりも地図なくして鑑定評価はあり得ないし、不動産関連情報の多くは、いや大半は地図なくして十分な情報とはなり得ない。
さすれば、多くの不動産情報を不動産鑑定士がNW上にて共同作成し共有し共同利用しようとすれば、GIS利用が不可欠なのは自明のことである。
そういった観点から、先日GISソリューション企業(株)パスコ社を訪問した。不動産情報とGISの接点については、パスコ社のサイト「不動産情報一元管理」を紹介しておくが、このサイトの用語解説記事「GIS用語集」がGISを理解する上で役に立つと思えるので一読されるとよかろう。
なお、『鄙からの発信』での関連記事も幾つかあるので、お時間が許せばお立ち寄り下さい。(GISまたは地図情報、地理情報で検索して下さい。)
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