島と倉敷_Ⅴ

「やまチャン」にて至福の時を過ごした茫猿は、翌朝、高松港から今回の旅の最終目的地・島に向かうのである。(08.04.10)


島では次男の仮寓にて一泊し、翌日午前中に倉敷へ向かうわけであるが、島にては記事にするようなことは何もない。倉敷はあまりにも有名な観光地であるからこれも記事にすることはない。大原美術館に寄らず、チボリパークに寄らず、IBスクエアは軽食とビールのみである。倉敷から水島鉄道の乗客となったがそれは後ほどのことにする。いわばBlog的備忘写真のみ掲載しておく。
高松駅の構内に連絡船という名前のうどん店がある。今回、それほどうどんを食したわけでもないが、朝食は讃岐最後のうどんである。

食したのはきつねうどんである。

高松から乗船したのは、日に三便のみの高速船マリンアスカである。運賃は1100円である。島へ渡るには、この直行便以外は全て小豆島経由のフェリーもしくは、一旦岡山の宇野港へ行き、そこから島経由小豆島行きフェリーに乗船するしかない。

昨年の某月某日、宇野港からフェリーの乗客となっていた茫猿は島の港で下船するのをモタモタしていたら、降り遅れて船は岸壁を離れてしまったことがある。下船口で呆然としていたら、船員さんが事情を聞いてくれ、暫くしたら船が旋回するではないか。 不動産鑑定士多しと云えども、数百トン級のフェリーを旋回させたのは茫猿くらいではなかろうか。
ところでこれには茫猿には茫猿なりの言い訳があり、島の港に着いたときに茫猿は乗船したときと同じ個所に待ったのであるが、宇野港の乗船口の反対側が家浦港の下船口だったのである。それに下船する乗客も車輌も少ないから、接岸間もなく船は岸を離れてしまい、船は出てゆく茫猿は降りられずということになったのである。おかげで、それからは必ず次男からご注意のメールが届くようになった。
比較するまでもないが、高松・小豆島間の高速船はいかにも高速船である。

島から宇野港へ向かう途中の海景色である。何やら次男の前途の波乱を思わせる海景色と云えば、感情移入しすぎか。

倉敷の定番、倉敷川の桜と白鳥である。

最近オープンした星野仙一記念館も前を通っただけ。

『鄙からの発信』定番、倉敷の蓋

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