(社)岐阜県不動産鑑定士協会が、(社)岐阜県宅地建物取引業協会との共同事業として「岐阜県不動産市況DI調査」を実施しています。DIとは、現況や先行きの見通し等についての定性的な判断を指標として集計加工した指数であり、有名なのは、景気動向指数(内閣府が公表している景気の動向指数)や業況判断指数(日本銀行が公表している景気判断の指数)です。
1月13日に2010年10月調査結果が公表されました。今回の県全体の地価動向DIは、▲42.7ポイントで、前回(平成22年4月1日時点)と比較して1.5ポイント悪化した。 また、前回の予測値は▲27.8ポイントであったが、今回の実感値は▲42.7ポイントと、半年前における予測値を大きく下回っており、地価の回復が遅れていると判断している業者が多いことを示している。 半年後の予測値は、▲35.1ポイントで僅かに回復すると見込まれている。
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