鑑定協会NW構築私案

【茫猿遠吠:鑑定協会NW構築私案:05.09.24】
 先日茫猿は新スキーム対策小委員会第三WGに、鑑定協会NW(ネットワーク)構築に関して下記私案三件を提出しました。 Web Site に開示して、各位のご批判並びに御意見を頂きたいと存じます。


鑑定協会NW構築について(私案)
http://www.morishima.com/cgi-bin/k_data/pdf/bin/bin050924172319004.pdf
鑑定協会NW構築見積積算(私案)
見積積算額は概算試算でかつ5,000名一括参加を前提とする積算額であることに留意しておく必要がある。云うまでもないことだが、構築初期費用にしても月額維持費用にしても、接続参加会員数が多数になるに比例して廉価になるものである。
 もう一つ重要な問題は、ネットワークには一つの組織単位、たとえば一つの公示分科会などに属する会員が全員参加することが必須条件である。一部の会員でも参加しなければ本来的なネットワーク運用が非効率なものとなる以前に機能しなくなると云える。
http://www.morishima.com/cgi-bin/k_data/pdf/bin/bin050924174104004.pdf
鑑定協会NW構築イメージ図(私案)
http://www.morishima.com/cgi-bin/k_data/pdf/bin/bin050924172348004.pdf
 NW構築に際しての基本的な考え方は以下のとおりです。
1.鑑定協会NWについて、基本機能と選択付加機能を区分する。
2.基本機能としては、事例閲覧管理、LOG課金管理の二項とする。
3.WEBBOX、地図システム、士協会独自アンケート発送は選択付加機能とする。
4.5000名の参加を前提にとりあえずの見積積算とする。
 基本機能を理解する上で注意しておくべきなのは、公示事例カードの一枚目の取込、印刷は問題ないが、二枚目に関しては士協会が独自にスキャニング&PDF化の必要がある。この件について、事例レコードフォーマットにPDF管理用フィールドは用意されても、PDF化機能は用意されない。
事例カード2枚目のPDF化については、外注する方法と士協会事務局等にスキャナーを整備する方法がある。取込用ソフトはスキャナーに添付される場合が多い。一般的には大量DATAのPDF化は外注が好ましい。
 この2枚目のデジタル化に地図システム(GIS)の採用が大きく関連するものである。勿論のことであるが、GISを採用すれば事例カード二枚目の位置図作成や事例カードの地図上での管理などはできても、地形図をどのように処理するかが残される課題である。

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