本日(2/14)から、REA-NETにて公示事例のオンライン閲覧が開始されました。また一つ快適なiNet環境が実現するバレンタインの贈り物です。
公示事例の納品は1/17でしたから、一ヶ月も経ない内に共同利活用が実現した訳です。昨秋以来始まっている新スキーム確定データの共同利活用(オンライン閲覧)やREA-Info、REA-Dataと合わせて、REA-NETの全機能が供用開始された訳であり、一つの時代の転換を思います。
先日、他都府県の同業者と話す機会がありましたが、彼はREA-NETの存在すら知りませんでした。試験運用の参加方法など詳しく説明して差し上げたのですが、本来、着実に行き渡らなければならない情報が何処かで遮断されているのです。
遮断の原因は、故意、怠慢、過失など様々ですが、故意:意図的に遮断する理由はとても悲しいものがあります。「情報は多くを与えない、広く与えない。なぜなら広く多量に流通させれば漏洩の可能性が高くなる。」というのです。もう一つは「試験運用には一般会員は参加させない。所管役員で然るべく検討した結果で供用を開始する。多くの会員の参加は混乱を招きかねない。」というものです。聞けば聞くほど悲しくなります。まさに情断です、冗談じゃないという情断ですし、壟断です。
もちろんのこと、役員のみを責められないと思います。ひたすら待つだけでなく、情報は積極的に迎えに行かなければならないと思います。REA-NETにしたところで、昨年の九月以降は正式に開示されているわけですから、知らないのは積極的に知ろうとしなかった会員の怠慢であり、積極的に報せようとしなかった役員の怠慢なのですから。
『ご注意』
なかに早とちりして誤解される読者がいるかもしれないので、ご注意しておきます。
(一)REA-NETよる資料公開は暗号化通信による安全なオンラインシステムで行われます。
(二)提供資料は所属士協会内会員が作成した資料に限定され、提供される対象は所属士協会会員に限定されます。
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