コンピュータ・ネットワークの構築 その2

 インターネット接続や電子メールシステムは、高いという指摘があります。そうハードは高い、電話やファクシミリより高い。けれども、会員は公示業務等の必要性から大半の方がパソコンを一台以上保有されているのではないでしょうか。
 多くのDOSV機はモデムも内蔵されていると思います。後は、外信電話回線をパソコンにつなぎ、パソコンから電話に繋ぐだけです。つまり、追加投資はゼロです。(電話ケーブルが一、二本入りますが)通信ソフトも多分組み込み済みでしょう。プロバイダー契約は、只同然から数千円まで、或いはそれ以上ですが、当初は安くて、近い業者(市内電話が利用できるプロバイダー)を選べばよろしいでしょう。


 最初から、少し資金を投資してもよいと考える方は、こんな方法は如何でしょうか。
1.FAX専用アナログ電話回線をINS回線に変換する。電話番号は原則変わりません。
2.NTTやNECが発売しているSOHO用のルーターなどを整備し、事務所内LANを設備する。
3.同時に、独自ドメインを取得し、名刺にも印刷することにより、先進的鑑定事務所のイメージを獲得する。
<注釈>
「プロバイダー」
 インターネット接続請負業者、電話料の関係から市内通話料金業者が望ましい。ただし、あまり零細業者を縁故などで選ぶと回線の混雑が避けられない。
「SOHO」
 スモールオフィス・ホームオフィス
「ドメイン」
 インターネット上の住所のこと。皆様のメールアドレスの内、@以下の部分のこと。
 私のメールアドレスで言えば「nobuo」は個人の私書箱名で、「morishima.com」はその住所の名称、即ちドメインです。ドメインの取得(自社ビル用地の購入)は特許と同じで先願優先です。お早めにどうぞ。そのため、ちなみにTOYOTAやHONDAは国内でも海外でも取得できません。JAREAやKANTEIも同じ状況ではないかな? comとco.jpの違いは国内ドメインかアメリカドメインかの違いで、アメリカにはco.usaが必要無いのが悔しい。なぜ、必要ないかは、賢明な鑑定士諸公は御推察のとおりです。
 ドメインやメールについては正確な情報を、次のホームページで見て下さい。
http://denpo.isp.ntt.co.jp/
http://www.admiral.co.jp/

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