梅雨さなか

母屋玄関の前、そして茫猿が常時起居する離れの前に位置する、柘植の植え込みを伐採し抜根する作業を始めたのは、梅雨入りの頃(06/07)だった。一二三石などと修学院離宮に倣って、勝手に自作庭自賛する茫猿であるが、その後も幾つかの設えを重ねている。《今週もまたまた安倍総理の外交やってますショーをイランで行なったが、ローハニ大統領にもハメネイ最高指導者にも、忖度してもらえなかった。》

柘植植え込み垣を伐採する前から植栽されていたのは、五葉松、槙(2)、柘植の陰になっていた皐月(2)、松と槙の根元に広がっていたイワヒバである。柘植の植え込みの手前には砂苔(スナゴケ)の細道ができていた。伐採跡地には屋敷内のあちらこちらから掘り起こしたり、拾い集めてきた石で踏み石を作る。さらに母屋の北側や雑木林の中から採掘してきた木賊(トクサ)、雪ノ下(ユキノシタ)、石蕗(ツワブキ)、万年青(オモト)、万両、久留米ツツジなどを植え込むのである。

まだまだ粗削りで、石も馴染んでいないし、植え付けた草木も根付くかどうか、梅雨が過ぎ暑夏をやり過ごしてみないとわからない。この夏の養生しだいだろうと思っている。山土と砕石ガラがむき出しになっている地面に化粧砂を撒いて落ち着かせ、スナゴケに目土を入れ水遣りを欠かすことなければ、秋深まる頃にはそれなりの前栽に落ち着けば好いなと考えている。
   

《閑話休題》大相撲を見ながら、それともゴルフを楽しみながら、あるいは焼き鳥屋の酒の肴でか、トランプ米国大統領に頼まれたか、自ら売り込んだのか、それとも国会予算委員会審議から逃れる為か、詳しくは何も聞こえてこないが、安倍日本国総理が一泊二日の慌ただしい日程でイランを訪問してきた。

米国とイランの紛争の仲裁をするのが目的などと持て囃されたイラン訪問であったが、トランプ大統領の親書は受取拒否され、ホルムズ海峡では日本が運用するタンカーが攻撃され炎上し、トランプ大統領からは時期尚早とツイートされるというテイタラクだった。

Donald J. Trump @realDonaldTrump (2019/06/14)
While I very much appreciate P.M. Abe going to Iran to meet with Ayatollah Ali Khamenei, I personally feel that it is too soon to even think about making a deal. They are not ready, and neither are we!

安倍総理とハッサン・ローハニ・イラン大統領との共同記者発表の動画を見れば、”どんなニュースやニュース解説”よりも、総理のイラン訪問の成果を最も良く知ることができる。 『共同記者発表』(首相官邸HPより)

ローハニ大統領は「日本の投資と原油買入れ」に謝意を表し、「地域の治安確保」に日イラン両国が今後も協力してゆく意向であることなどを表明した。また日本・イラン修好90年にも言及した。「米国との戦争は望まないが、アメリカが仕掛けた経済戦争とは断固戦う」と述べる。 《イラン側通訳がやや物足りない》

何よりも両氏の画面写り、話す姿勢、語る言葉の勢い、互いが相手の話しているのを聞いているあいだの態度に、両氏の全てが如実に示されている。堂々と悠揚迫らざる態度のローハニ大統領に対して、疲れているのだろうか落ち着きがなく目が時々泳ぐ安倍総理だった。何も付け加える必要などない、首相官邸が公表する、この両者の画像を見れば一目瞭然である。『百聞は一見に如かず』、『目は口ほどに物を言い』なのである。

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