鎌倉の紫陽花

【只管打座・・鎌倉の紫陽花・・01.06.05】
 6月に入った。気象庁の長期予報が何と云おうと、
どうも今年は空梅雨の感じだ。
 田植え前と云うに、田圃はカラカラ、水路の揚水量も例年に較べれば
半分以下。何より長良川も揖斐川も歩いて渡れそうだ。
「鎌倉の紫陽花」などと、洒落たテーマを掲げて読者の気を惹いてみたが、
浮かんでくるのは愚痴っぽい話ばっかし。
それでも愚痴話を、頭の部分だけ列挙してみよう。
 オット、ジャンプしないで、後半に面白いことも書きますから。
少しだけ我慢して付き合ってください。
※アルコールとE-mail、共に過ぎたるは及ばざる如し。
 アル中とメル中はよく似ている。ともに淫すれば、害を呼ぶ。
※選挙が終わったばかりなのに、鑑定法人についてふれたら
 だから「茫猿」は「遠吠」なのだと、喝破された。
 只管打座に如く無しか。
※メタファーとしての「クラインの壺」は如何なるものか。
 浅読みすれば、表裏がない曲面というだけか。
 メビウスの輪との違いは何だろうか。
※ 師範門下に向かって訊く  1足す1の答えは幾ら
  解る解らぬを返答するモノも居るが
  難易の度合いを考えるオノコも居る
  門下、師範に問う   一とは何ぞや、足すとは何ぞや
  百言一閃に如かず   一閃また無窮の光明に似たり
※とかくこの世は!!
 若い人々に共感を示すと、若造りと誹られる。
 若人の怜悧な表白をニヒルと云えば、
 「オヤジズム」の逃げと罵られる。
※隔意のない意通は難しく、胃痛のもととなる。(ガスター10)
 表白(ひょうはく)と表白(ひょうびゃく)と漂泊の区別も付けたい。
 漂白はなおさらである。が、隔意にあふれ角居となる。
 そういえば、この頃巷(チマタ)に流行るのが客意(キャクイ)
 客意(カクイ・旅の心)とは似ても似つかない言葉である。
※旧弊システムに閉じこもって「逃げきる層」と、
 そのツケを負う「逃げきれない層」の戦いが始まっている。
 君は、その彼岸か此岸か、どちらに組みするのか。
いつもの蛇足です その1———
今回は、蛇足の方が面白い、自信持って面白い。
 こうして こうすりゃ こうなるわいと
  初手からしってて こうなった (上七軒・詠み人知らず)
 何をくよくよ  川端柳 
  水の流れを   見て暮らす 
 土手の柳は  風まかせ
  ぬしの心は  あしまかせ
 さらりと書けば  深読みされて
   想い込めりゃ  読まれない
・都々逸って知ってますか。
・基本的に、四畳半と三味線と膝枕の世界だが、それだけではない。
・人生の機微、哀歓をさらりと、七七七五の世界に流す。
・高杉晋作、陸奥宗光、河合継之助 などの作もあります。
・都々逸の講釈は下記のURLから。
・一度、覗いてミナハレ。艶笑もあるけど延焼もある世界です。
 とりあえず、蘊蓄を
 http://www.cadvision.com/nakazato/dodoitsu/dodoitsu.html
 
 一気に、都々逸の世界に浸ってみよう。
 http://plaza5.mbn.or.jp/~tatihana/dodoitu_folder/200_1.html
 
 他にもあるよ、似たのもあるよ。
 http://www2.odn.ne.jp/~caq06090/d11odo1.html
 
 少し、怖いものもあるが、自作新作が多い
 http://www1.linkclub.or.jp/~chiyo4/
いつもの蛇足です その2———
面白いWEBです。特に役に立たない。というより判らない。
説明省略、中程度以上のデジタルスキルの自信ある方に。
http://ux01.so-net.ne.jp/~ev-net/monitorman/
前項のWEBを面白く見た方のみ推奨。
PCパニックに弱い方は、おやめ下さい。
http://www.eusocial.com/
いつもの蛇足です その3———
鎌倉の紫陽花とかけて、一詠みを。
濡れる紫陽花 みどりの褥 身体重ねる かたつむり
※出典は下記のURLです。
http://www.tohkatsu.or.jp/user/holybell/bellkore/index0.html

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