ラフテイング

『新潟・中越沖地震被災者の皆さま、お見舞い申し上げます。』


 三年前の中越地震、この春の能登半島地震と北陸は立て続けである。福井の水害の記憶もまだ新しい。「お見舞い申し上げます」この程度のことしか申せません。「心より」とか「衷心より」とか付けててみても何の足しになるで無し、明日は我が身と心して、被災者の皆さまに何か私にできる支援をと思います。
 報道では救援物資の受け付けを辞退したという。当然だろうと思う。この数日は新鮮な飲料水、温かい食事、清潔なトイレが求められるが、これらは一般救援物資でまかなえるものではない。一週間もして少し落ち着けば、大概のものは何とかなるのであり、古着などは不要だし、新しい品物でも保管したり配分したりの手間が大変だ。
 大手の物流企業でさえ、飲料水、カップ麺などを現地受け入れ体制整備に応じて提供するという。なかには給湯車を伴ったカップ麺積載トラックを現地に急行させた企業があるという。心配りのできた企業だと思うし、神戸震災以来、日本企業も支援慣れしてきたと思う。
 でも油断大敵である、神戸震災以後の災害は総て地方都市か過疎集落で発生している。百万都市では発生していない。人口が集中し、火災発生率が高く、職場と住居の距離が離れ、自治意識や共助意識が希薄な都市で災害が起きれば、事態はおよそ予測不可能であろう。
 台風に振り回された連休だが、それでも一日は陋屋廻りの草刈りをした。今日は、延び延びにしていた仕事について現地調査に赴いたら、増水もやや治まって水も青く見える長良川でラフテイングに出会った。場所は郡上市美並地内である。詳しくはサイトでご覧下さい。「ラフテイング 長良川」で幾つか検索できるでしょう。

川岸で伴走しながら写真を撮っていた関係者によると、適度にスリルの味わえるとても良い川の状態だそうである。ラフテイング日和とでも云うのであろうか、彼も伴走の順番で無かったらボートに乗っていたいと云っていた。

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