総会の季節

 三月も中旬となれば恒例の総会の季節である。昨日は岐阜県士協会でも定例総会が開催され、新公益法人移行決議案や次期事業計画案並びに予算案が上程され、審議の上了承された。 新公益法人移行決議の審議に際しては、幾つかの意見や質問が出されたが、先ずは新公益法人への移行に向けて士協会の意思統一が大事なのであり、詳細はおいおいに詰めてゆけばよかろうと思われる。 総会後は昼食を経て研修会に移り、協会企画委員会中山恭三委員による「鑑定協会連合会移行問題」、県所管課による「土砂災害防止法」についての講義があった。 
 10時から15時まで居眠りする時間の方が長い、緊張感に欠ける何とも長閑な一日でした。 途中、携帯に訃報連絡があり、長く患っていた縁者が百歳の長寿を全うしたとのこと。 研修会を終えた後、自宅に戻り喪服に着替えてお通夜に向かいました。


 総会は、士協会としては初めて岐阜県民ふれあい会館・14階のレセプションルームを会場として開催された。 レセプションルームは、ふれあい会館の最上階にあり、眼下に長良川、西方に伊吹山を望む眺めの良い場所であるが、生憎の黄砂現象で伊吹山は靄のなかだった。
 会館の正面に設えてあるステンレス製の風車は、春の陽ざしを受けて軽やかに回っていた。この会館建設など前知事時代の箱物行政のツケが災いして、岐阜県財政は火の車と聞くけれど、財政問題を別にすれば、この種の建造物はあの時代だからこそ建築できたと思う。 もう少し長い目で見れば箱物行政にも、三分の理を認めても良かろうと思うし、どのように使ってゆくのかが問われていると思う茫猿は、既にリタイア人の気分満喫なのであろう。
  
 総会開会の挨拶をする水野士協会会長。新公益法人移行をはじめ、課題山積のおりから腰の据わった士協会運営手腕に期待するところ大です。毎度のこととはいえ、会場に空席が目立つのが、いささか寂しいところです。
  
 総会の議長西村会員と水野会長。西村議長の議事進行の手綱さばきはお見事でした。
  
 中山講師、ご講義有り難うございました。せっかくのご来岐にもかかわらず空席が多くて、ご無礼しました。
  
 研修会を終えて会館の外に出ると、隣接の県警機動隊本部では日本警察事情を視察中のインドネシア視察団を前に、機動隊の訓練演習が行われていた。
  

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