『鄙からの発信』では以前にも記事にしたことであるが、8月からおよそ一年に亘って「男はつらいよ」全48作がNHK・BS2で週一ペースにて放映されている。先日もその一部録画をダビングして友人に送ったら、こんな返事が返ってきた。
・・・・・ 「寅さんDVD」 再ダビングありがとうございました。
特集と第一作をおかしく、ほろりと(年をとって涙もろくなった?)見せてもらいました。・・・・・・
実は最初に送ったDVDはファイナリゼーションという作業を行わなかったので、彼のDVDビデオでは再生できず、処理後再送したのである。 茫猿も無事に観られるかどうか気にしていたのだが、先ずは好かったと一安心である。
彼はほろりとしたと云う、当たり前のことだが35年前(昭和44年45年頃)の映画であるから、今は亡き出演者が皆若い。志村喬、東野英次郎、宮口精治、松村達雄、柳家こさん、花沢徳衛、それがほろりの因その1。 ついで、小道具やTV、自動車、街角の風景などに40年近く前の青春の頃を偲んで郷愁を感じるのが、因その2。 物価だってすごい、柳家小さんが受け取るラーメン一杯の代金は80円なのだ。
ほぼ週一ペースでの放映で、近日放映は10/22が浅丘ルリ子、11/05が太地喜和子であり、とても楽しみにしている。この頃は予約の確認が茫猿の日課なのです。
注、「さすらいの月虎:男はつらいよ独尊記」も、寅に詳しく面白い読み物である。
追伸である。
『鄙からの発信』に「ネットワークそもそも論」をアップしました。不動産鑑定士の方々は是非とも一読して、自分たちに本当に必要で好ましいネットワークとはなんぞやと、秋の夜長に改めて考えてみてほしい。
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