話が前後するが、06.03.22開催(理事会開催日の午前中開催)の新スキーム体制整備合同特別委員会(通称:新スキーム委)の議事録が鑑定協会事務局より本日届きました。
議題は、(一)理事会へ提案されたH17事業報告案、H18事業計画案、H17予算執行状況、H18予算案についてであり、いずれも原案通り承認されたものである。H18予算案については前号記事でお伝えしたとおりである。続いて、(二)小委員会の再編成、新スキーム対象地域の拡大、事例資料の閲覧その他が審議、報告された。多くは既報と大差はないが、小委員会の再編成については後記のとおりである。
『新スキーム小委員会の再編成について』
(送付された議事録より原文のまま転載する。)
「再編成の目的」
新スキームの初年度を終えて取り敢えず軌道にのせるという初期の目的は達成できた。また、2年目以降への展開の方向付けも相応の成果が得られた。新スキームを制度としてしっかり確立し、全国展開をはかるために、制度の確立に向けた施策立案及び実施のための活動と、2年目の拡大された運営主体の円滑な取組みのための連絡体制が機能するよう小委員会を再編成する。
○新スキーム運営連絡会
2年目の新スキーム対象地域である14都道府県の士協会の代表、地価調査委員会の代表及び小委員長で構成
(運営連絡会の目的)
運営にあたっての各士協会の取組みを相互に支援するともに問題点について体制構築チームに提案する。
○新スキーム体制構築WG
(体制構築WGの目的)
国土交通省との制度確立に関する折衝、協議、アンケートなどの改善、鑑定士への理解啓蒙活動を行う。
○新スキームシステム計画WG
(システム計画WGの目的)
中央管理サーバーを含めた設備の維持管理のあり方の検討、収集管理システムの改善、各種情報取り扱いシステムの計画策定を行う.
「再編成後の組織」
小委員長 熊倉隆治
小委員会委員
(小委員長、2WGの座長・補佐、運営連絡会代表及び地価調査委員会並びに資料委員会代表)
◇運営連絡会
(小委員長、試行14士協会の代表及び地価調査委員会の代表)
◇体制構築WG (座長、座長補佐、委員数名)
◇システム計画WG (座長、座長補佐、委員数名)
組織目標の明確化のために、新スキーム計画工程表を初年度の進捗状況と、国土交通省との協議状況を踏まえ、必要な修正を行い、小委員会にて決定し、各WGを中心に実現に向けての検討、立案、折衝等を行い、新スキームの制度確立をはかる。
【備考】
『新スキーム受入体制整備のための合同特別委員会』(敬称略)
・委員長 増田修造(副会長)
・委 員
石橋 勲(副会長・企画委員長)、神戸富吉(常務理事・地価調査委員長)
小川隆文(常務理事)、田辺邦彦(理事、資料委員長)、熊倉隆治(理事)
奥田かつえ(企画委員会)
関連の記事
- 新スキーム小委レポ : 2006年12月25日
- 新スキーム・リポート : 2005年2月26日
- H18新スキーム小委 : 2006年5月14日
- 新スキーム小委レポ : 2005年12月11日
- 新スキーム説明会資料 : 2005年8月18日
- 新スキーム案報告資料 : 2004年9月6日
- 新スキーム特別委? : 2011年6月30日
- 新スキームの先行きや如何 : 2005年12月12日
- 新スキーム改善委報告・12.07.23 : 2012年7月29日
- 新スキーム改善問題の現状 : 2011年10月21日